Googleの検索担当者(ジョン・ミューラー氏など)は、過去に何度も「Googleアナリティクスのデータをランキング要因として使用していない」と明言しています。
理由はシンプルで、すべてのホームページがGoogleアナリティクスを導入しているわけではないからです。特定のツールを入れているかどうかで検索順位が優遇されたり冷遇されたりすることは、公平な検索エンジンの仕組みとして適切ではありません。
したがって、「エンゲージメント時間を伸ばせば、明日から順位が上がる」というような単純な加点方式ではないと理解してください。
ユーザーの満足度と検索順位には強い関係があります
直接的な要因ではないにもかかわらず、なぜ「エンゲージメント時間が長いページは上位に来やすい」と言われるのでしょうか。それは、Googleが評価したい「コンテンツの質」と、ユーザーの滞在時間に相関があるからです。
Googleは「ヘルプフル コンテンツ システム」などを通じて、そのページが検索したユーザーにとって役に立ったかどうかを評価しようとしています。
ユーザーが検索結果をクリックし、そのページをじっくり読み込んでいる(=エンゲージメント時間が長い)場合、そのコンテンツはユーザーの検索意図を満たしている可能性が高いと言えます。逆に、ページを開いて数秒で検索結果画面に戻ってしまう(=エンゲージメント時間が極端に短い)場合、そのページは期待外れだったと判断されるかもしれません。
Googleはアナリティクスのデータそのものは見ていませんが、Chromeブラウザからのユーザー体験レポートや、検索結果ページでのユーザーの振る舞いなどを通じて、間接的に「このページはしっかり読まれているか(役に立っているか)」を推測しています。
結果として、質の高い記事はよく読まれるためエンゲージメント時間が長くなり、かつ検索順位も上がるという現象が起きます。
「Webで売上を作る仕組み」の視点では、単にエンゲージメント時間を長くすることだけを目的にするのは危険かもしれません。
なぜなら、ページの役割によって「正しい時間の長さ」は異なるからです。
たとえば、じっくり読ませて信頼を獲得するための「ブログ記事」や「想いを伝えるページ」であれば、エンゲージメント時間は長い方が良いでしょう。これはしっかり読まれている証拠です。
一方で、「お問い合わせ」ページや「アクセス(地図)」のページでエンゲージメント時間が長い場合は注意が必要です。ユーザーが入力フォームの項目に迷っていたり、地図が見にくくて困っていたりする可能性があるからです。この場合、時間は短いほうが「スムーズに目的を達成できた」ことになり、ユーザー体験(UX)としては優秀です。
数値に振り回されず、顧客の行動を想像してください
SEOのために無理やり文字数を増やして滞在時間を稼ごうとする手法は、現在のGoogleにはあまり通用しませんし、何より訪問してくれたお客様に対して不誠実です。
重要なのは、そのページを訪れたお客様(ターゲット顧客)が、抱えている悩みや知りたいことに対して、スムーズに答えを得られているかどうかです。
Googleの評価を気にするあまり、本質を見失ってはいけません。お客様にとって有益な情報を提供し、論理的に構成されたコンテンツであれば、結果としてエンゲージメント時間は適切な数値に落ち着き、検索順位もついてくるはずです。
もし、重要なサービスページや商品ページのエンゲージメント時間が極端に短い(数秒など)場合は、ファーストビュー(最初に表示される画面)で「自分には関係ない」と判断されている可能性があります。その際は、キャッチコピーやデザインの見直しが必要かもしれません。
ホームページ作成とDTM ウェブサイトに興味。ホームページ作成(ホームページ制作) DTMをさわります。ホームページ制作会社 Web制作会社
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